在 庫 僅 少
第13集 庄野<井田川>~土山<大野>(33.9km)
【通過する宿場=亀山・関・坂下・土山】
鈴鹿峠越え!
2016年4月15日発行
ISBN9784938643706 C0326
第13集は東海道クライマックス鈴鹿越え。
人気の関宿を経て、伊勢から近江へ入ります。
「坂は照る照る鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る」、鈴鹿馬子唄です。
伊勢国から近江国へと越える気象変化著しい鈴鹿峠は、東海道の難所。
伊勢側は「八町二十七曲り」の急な山道ですが、
近江土山に入ると御茶畑が開け、なだらかな下りなのは、
相模から伊豆への箱根越えと似ています。
亀山、関、土山、全ての宿、その間の立場も、歴史を感じさせる街並みが残り、
山越えあり、街道風情あり、の盛りだくさんな34kmです。
この風景が残ったのは、鉄道が通らなかったり、山や谷の厳しい環境だったからこそ。
鈴鹿峠越えをするバスはなく、交通事情はなかなか厳しいものがありますが、
亀山市、甲賀市のコミュニティバスもあり、計画を立てれば大丈夫と思います。
亀山のB級グルメ「みそ焼きうどん」、カメヤマローソク、土山名物、蟹が爆発蟹が坂飴。鈴鹿山系のおいしい水があるおかげで、地酒も豊富です。
【内容】
No.49 庄野<井田川>~太岡寺(8.2km)
No.50 太岡寺~坂下(8.5km)
No.51 坂下~土山(8.3km)
No.52 土山~大野(8.9km)
【コラム49】亀山ローソク
【コラム50】筆捨山
【コラム51】東海自然歩道と東海道
【コラム52】斎王群行に出会って
『ホントに歩く東海道』について
東海道53次・57次を途切れなく、1万分の1地形図でつなぎます。ただ一本道を歩くルート概念図ではなく、幅800mの面で、表街道から外れた裏道も、人々の生活と歴史の舞台でもある道も歩けます。土地の名物情報や、写真と現地の確認もしやすい。編集部が実際に何度も歩いて作っています。
◉B6判変型(新書判)、蛇腹折マップ4枚セット
◉マップ1枚の長さは1m。持ち運びが便利
◉1万分の1縮尺(1㎝が100m)の地形図を使用
◉裏面に詳細解説、マップ下に多数の写真
◉沿道文化のコラムを、各マップごとに収載