





第8集 袋井~舞坂(35.2km)
【通過する宿場=袋井・見附・浜松・舞坂】
2014年11月29日発行
ISBN9784938643591 C0026
「どまん中」袋井宿を出て、武田信玄と徳川家康が戦った古戦場木原畷。
第8集は家康にゆかりのあるところを多く通る。
磐田原の自然豊かな風景の中を進むと、7つの時代の道が通る三ヶ野七つ道へ。
平坦なコースの8集の中ではいちばんの難所である。
遠江の国府だった見付宿を通り、「あばれ天竜」を渡ると、間の宿中ノ町。天竜川の舟運で栄えた町。伊豆石の蔵や天竜川の治水に人生を捧げた金原明善生家を通ると、颯々(ざざんざ)の松から命名された浜松。
今は松原ではなく、大きなビルがそびえる大都市である。
浜松宿で南へ90度曲がるところに家康が17年間在城した浜松城。昭和33年に復元された天守閣が聳える。
浜松宿を出てまっすぐの八丁畷を進み、西へ。
舞坂宿の東には見事な松並木を抜けると浜名湖東岸の舞坂宿。
舞坂宿は対岸新居への渡船場跡が残る。
袋井市役所南交差点から弁天橋東までの35.2キロです。
クラウンメロン、見付きんつば、うなぎ蒲焼き、浜松餃子、遠州焼き、しらす、海苔。
お茶畑はなくなりましたが、たくさんの秋葉常夜灯、浜松駅から少し南へ行くと日本三大砂丘の中田島砂丘もあります。
【内容】
No.29 袋井~見付(8.8km)
No.30 見付~和田(9.5km)
No.31 和田~可美(8.1km)
No.32 可美~舞坂(8.8km)
【コラム29】遠州三山
【コラム30】姫街道
【コラム31】浜松城は出世城
【コラム32】 浜名湖の幸
『ホントに歩く東海道』について
東海道53次・57次を途切れなく、1万分の1地形図でつなぎます。ただ一本道を歩くルート概念図ではなく、幅800mの面で、表街道から外れた裏道も、人々の生活と歴史の舞台でもある道も歩けます。土地の名物情報や、写真と現地の確認もしやすい。編集部が実際に何度も歩いて作っています。
◉B6判変型(新書判)、蛇腹折マップ4枚セット
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◉1万分の1縮尺(1㎝が100m)の地形図を使用
◉裏面に詳細解説、マップ下に多数の写真
◉沿道文化のコラムを、各マップごとに収載