{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/9

ホントに歩く大山街道

2,090円

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
レビュー1件

送料についてはこちら

中平龍二郎著 A5判 並製ソフトカバー かがり綴じ 224頁 【通過する宿場=用賀・二子・溝口・荏田・長津田・鶴間・国分・厚木・愛甲・伊勢原】 2007年7月25日発行 ISBN978-4-938643-28-7 C0026 大山街道は、江戸中期以降、江戸の庶民が大山詣の道として盛んに利用した「矢倉沢往還」を「大山道」「大山街道」などと呼んだことに始まります。神奈川県伊勢原市にある大山は、別名(雨降山)と言われ、昔から雨乞いの神様の山として崇められていて、今でも大山詣をする人たちでにぎわっています。 大山街道は江戸の赤坂を起点とし、青山、三軒茶屋を経て、多摩川を二子の渡しで越え、二子・溝口、荏田、長津田、下鶴間、厚木、下糟屋などの宿場を過ぎ、伊勢原で矢倉沢往還と分かれ、終点の大山阿夫利神社に至る、約70キロの道程です。 大山道の一つ、赤坂御門から大山までのルートは、その大部分が矢倉沢往還と重複しています。矢倉沢往還は、伊勢原から矢倉沢に至り、さらに沼津方面に連絡しています。 矢倉沢往還は、東海道の脇往還として、江戸時代に整備された道路です。東海道は、大名や武士などの往来にも利用され、政治的な性格を帯びた街道として脚光を浴びていました。一方、矢倉沢往還は、煙草・生糸・茶・炭・鮎などを駿河・伊豆方面から江戸に運ぶ経済的な道路でした。また、江戸中期以降、赤坂御門と大山を結ぶ大山街道は、江戸庶民の大山詣の道として盛んに利用され、観光的な道路の性格を合わせ持つようになりました。 『ホントに歩く大山街道』は、この赤坂御門から大山までのルートをご案内しております。

セール中のアイテム