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ホントに歩く東海道 新訂 第15集南草津~三条大橋/伏見

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新訂 第15集南草津~三条大橋/伏見(22.8km/6.8km) 【通過する宿場=大津・三条大橋】 東海道53次ゴール! 2024年5月15日発行 ISBN9784910793092 C0326 1400E ※初版(2016年発行)の古くなったデータを修正しました。 東海道53次は、いよいよ本集で三条大橋にゴールしました。 草津から京都へ、西へ最短の直線を引くと、第14集の「矢橋の渡し」で琵琶湖を横切りました。第15集では、「急がば回れ」の瀬田の唐橋(コラムNo.57)で琵琶湖最南端、唯一の琵琶湖の水の出口である瀬田川を渡河するため、大きく南下し、今度は京都までの二つの山、逢坂山と東山を越えるために、U字型に北上します。 二つの山越えは、標高はそれほど高くはありませんが、近江米などの物流の運搬では難関でした。牛車の道の痕跡が、車石に見られます(コラムNo.58)。明治初期に琵琶湖の水が山を越えて京都につながり、水運を開いたのが琵琶湖疏水でした(コラムNo.59)。 第15集では、53次目の大津宿を通過します。大津は、東海道53次の中では人口トップの大きな町でした。毎年10月に行われる大津祭は、京都の祇園祭を色濃く継承した祭です。今年、国登録無形文化財に指定されました。琵琶湖の水運、北国街道、東海道が通り、交通の要衝でした。 逢坂の関を越えると間もなく髭茶屋追分で、ここで東海道57次の大坂へ向かう道と三条大橋に向かう道とが分かれます。近くに立場があり、走井餅が名物でした。 逢坂山の通過にはもう一つ道がありました。小関越です。本集では小関越のルートも収載しました。大津宿・札の辻から分かれ、山の中を通って横木町で東海道と合流します。合流点には大きな道標が立っています。 山科からは東山を越え、蹴上浄水場のあたりで下り坂となりますが、都が眼下に広がり、ゴールが間近であることを実感します。このあたりから急に観光客が増えます。 三条大橋に到達して洛中見物を楽しんだら、第15集ではさらに、大和大路を大坂へ向かいます。東大路の知恩院、八坂神社、清水寺、三十三間堂など有名な寺社を通過する観光ロード、修学旅行の道も紹介します。途中、八坂神社のお祭りは、日本一の祭とも言える祇園祭です(コラムNo.60)。大津の髭茶屋追分から分かれた東海道57次・京街道に、伏見・墨染で合流します。 三条大橋から、四条、五条……九条、十条、深草・墨染までの旧街道の1万分の1地形図による紹介は、類書がありません。このマップを、歩かなくてもぜひお手許に。 【内容】 No.57 南草津~膳所(8.4km) No.58 膳所~山科<追分>(7.1km) No.59 山科<追分>~三条大橋(7.3km) No.60 大和大路:三条大橋~伏見<墨染>(6.8km) 【コラム57】琵琶湖と瀬田の唐橋 【コラム58】車石、牛車による運搬 【コラム59】京都の近代化と琵琶湖疏水 【コラム60】祇園祭と歴史の都の迫力 『ホントに歩く東海道』について 東海道53次・57次を途切れなく、1万分の1地形図でつなぎます。ただ一本道を歩くルート概念図ではなく、幅800mの面で、表街道から外れた裏道も、人々の生活と歴史の舞台でもある道も歩けます。土地の名物情報や、写真と現地の確認もしやすい。編集部が実際に何度も歩いて作っています。 ◉B6判変型(新書判)、蛇腹折マップ4枚セット ◉マップ1枚の長さは1m。持ち運びが便利 ◉1万分の1縮尺(1㎝が100m)の地形図を使用 ◉裏面に詳細解説、マップ下に多数の写真 ◉沿道文化のコラムを、各マップごとに収載

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